塗装用ローラーの「含み」とは
執筆:「ひょうたんラボ」運営スタッフ(株タイホウ)
「含み」の良いローラーは、塗装作業にとってとても重要になります。今回の記事は「ローラーの含み」についてと「上手な含ませ方」についてお伝えします。
塗装用ローラーの「含み」とは
塗装用ローラーの「含み」とは、そのローラーが塗料を吸収している状態を言います。
塗料を吸収したローラーの表面には、塗料が含まれており、それによって塗料を壁や表面に塗る際に塗料を均等に広げることができます。
通常、塗料を塗る前に、予めローラーに塗料を含ませる行程があります。
これにより、ローラーが適切な量の塗料を保持し、均一な塗りムラなく塗料を塗ることができ、この塗料を含ませることを「含み」と呼んでいます。
含みが良いローラーを使用すると、塗装作業の短縮、塗りむらの少ない綺麗な仕上がりを得られるので、含みの良いローラーを選ぶことは塗装作業にはとても重要です。
含みの良いローラーの見分け方
握った際、毛に腰感(反発感)があるローラー
ローラーの上手な含ませ方
ハンドルの差込口を汚さないよう、1分~2分ほど時間をかけて塗料の表面を転がして、十分に塗料をローラーに馴染ませてください。
含ませすぎに注意
ローラーから塗料ダレが起きない程度に含ませてください。
弊社の虎ローラー内容器やローラーネットを使用し、軽くローラーをしごいて適度に塗料をきってください。